企画:山崎広太
7/15[木]13:00-13:20
渋谷駅南口にて決行
参加者:受講生有志
日常の人々が行き交う、都市や電車の中で自分の身体をわざと客体化し、同時に周りを意識して、存在すること。そこにwaitingすること。都市のいくつかのポイントで、それぞれがwaitingし、パフォーマー、気づいたお客さん共々、同時に、普段見慣れている風景を見る。そこでは風景が全く違って見え、ある意味ダイナミズムがあると感じる。そして、パフォーマーは消えて行き、普段と変わらない風景になる。
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山崎の舞踏の最初一歩がwaiting。それは外の世界を見て、尚かつ内なる世界を同時に見ること。内側と外側が同じ圧力で同時に支え合っているような力のイメージ。そして、あくまで普通の無名性の身体。都市は、激しいほどのディレクションで成り立っている。その無名性の身体を敢えて意識し、同時に街を見る、佇む。ここには通常のパフォーマンスが持っている祝祭性は、まったくない、そしてクール。これは未来に結ぶ新たなパフォーマンスの形態だと確信する。