2010年7月3日土曜日

7/1: リレー・コレオグラフ レポート

白井剛の身体によって、それぞれの振付家が記号化、または消費された。白井剛の身体を通して、それぞれの振付家が比較されることによって、振付の方向性が明瞭になった。そして白井剛の身体がそれを超えた。そして伊藤千枝さんのジェローム・ロビンス風な動きに魅了され、東野祥子さんの振付は、何かを超えようとする先を予感させた。このプログラムは振付家が一緒になって一つの作品を作ることが目的でない。もっと、このようなプログラムが行なわれるべきであると痛感した。簡単にでき、一番近い意味での、振付家同士、お客さんを含めた、エクスチェンジ・プログラムだと思った。

山崎広太

【パフォーマンスの模様】
【プログラムの詳細】